上陽茶の話

 
 
 

お茶の原産地は中国雲南省といわれ、日本へは唐の時代の中国より仏教修行の僧侶たちによって伝わりました。 国産の茶栽培は、1192年中国の宋に学んだ僧・栄西が、筑前脊振山に茶種子を播き、博多に聖福寺を建立し、境内にも茶を植えたのがはじまりとされています。その後、この茶の種子が、山城宇治、伊勢、駿河と広がり現在の茶産地となっています。八女地方での茶の栽培のはじまりは、僧周瑞が1406年(応永13年)に中国より帰国後、筑後国鹿子尾村(現黒木町笠原)に霊巌寺を建立するとともに、茶の栽培を伝えたのが由来とされています。

全国玉露生産の50%を誇る、 高級茶の代名詞「八女茶」
その中においてここ近年、さらに厳選された上質なお茶としてここ上陽で作られるお茶は、「奥八女茶」としてその価値が知られています。
お茶にかける情熱と更なる「上陽茶」ブランド確立にむけて日夜努力を続けています。


上陽茶の特徴及び生産条件

上陽の気象は内陸性で日中の気温が高く、夜間は冷え込み、内陸型の特徴として温度較差が大きい。加えて年間1600mm〜2400mmと降雨量 が多く、玉露・かぶせ茶・高級煎茶など上質茶の産地として気象条件に恵まれています。従って、茶の栽培に適し、味と香りがすぐれているのが特色です。

 
お茶生産量

上陽町の荒茶の生産量は、福岡県内でも八女市・黒木町につぐ生産量 を誇ります。その中でも高級茶の代名詞である玉露の生産はここ上陽をはじめとする、八女郡がその生産のほとんどをしめています。

 

※八女郡(上陽町・広川町・黒木町・立花町・星野村・矢部村)

福岡県のお茶と言えば、八女茶がふかい香りとまろやかな味で全国的に名を知られています。

その中でも、奥八女茶と言われるお茶は、4黒木町・5矢部村・7上陽町・8星野村で生産されたお茶をさします。
玉露・かぶせ茶・高級煎茶など品質を重視した生産がなされています。

左図は、福岡での生産量の推移図と全国の玉露生産量及び福岡県内の種別生産量図です。